私がタイに移住したいと思ったわけ
こんにちは!お久しぶりになってしまいました><
このサイトを見てくれている方はタイが好きな人ばかりだと思います。
みなさんいろいろな出会いや経験があってタイを好きになって、移住したりタイ語を勉強してらっしゃったりする。
今日は、「そもそもどうして私がタイに住みたいのか」という点について改めて振り返ってみたいと思います。
私がタイと出会った22歳の夏
私が初めてタイに足を踏み入れたのは、大学4年生(休学中)の一人で東南アジアを回っていた時。
将来なにがしたいのか分からなくて、このまま就職活動をして適当な会社に入ってなんとなく人生を歩むのが嫌だった。
その前に、自分の足で世界を見て回りたいと思った。
はじめての一人旅。バックパックを背負って降り立った土地はインドネシアのジャカルタ。ここから東南アジアを回り、インドに行って、エジプト、ヨーロッパを見て回る計画。
ジャカルタ→バリ島→シンガポール→マレーシア(ジョホバル、マラッカ、ペナン)と回ってきて、いよいよ次はタイ。
すでにここまでで1ヶ月弱が過ぎ、バックパッカーであふれてて旅行しやすいと聞いていたタイなんて正直楽勝だと思ってた。
タイでの思わぬ出会いと旅の展開。
ここまで危ないことがありつつも、なんとか順調に進んでこれた私の一人旅。でも思えばタイに入った瞬間からすべてが狂い出した。笑
結論から言うと、私がタイにいた期間は1ヶ月半。カオサンで沈没したわけじゃない。
タイの南のなにもない場所で、まるで世界ウルルン滞在記のような生活を送っていた。
私はある一つの家族と出会い、なぜか一緒に生活してしまうようになったのだ笑
(だから正直タイの観光地とかはあんまり知らない。。。。)
なぜそうなったのかは正直自分でもわからない。
私の一人旅は、基本的にあまり予定を決めていたなかったので、出会いも旅の一つだと思って、流れに身を任せてしまった。笑
これが良かったことなのか悪かったことなのか、その後の自分を大きく変える出来事になった。
それから腐れ縁的なものになったタイとわたし
それから色々とあり、インド・ヨーロッパへ行くことなく、東南アジアだけまわって、なんとか無事に帰国した私。
帰国してから、ひょんなことがきっかけで、タイからきた留学生のこと仲良くなった。
その子は、私が以前体験したうるるん滞在記のような家の子ではなく、日本に留学に来るくらいだからきちんとした裕福な家庭の女の子で、私たちはいつも一緒にいるようになった。
彼女に日本語を教え、私もタイ語を教えてもらったりして、タイの彼女の家に遊びに行ったりもした。
そして少しタイ語を覚えた私は、以前お世話になったうるるん家庭にも会いに行った。
前は身振り手振りでしか会話ができなかったのに、お世話になった人に自分の口から感謝の言葉を言えた瞬間は本当に感動でお互い涙でいっぱいになってしまった。
私にとってタイとは
今でも正直「タイが大好き!!!!」とは言えない自分がいる。
なぜなら「タイ」を思い出すと、楽しかった思い出も辛かった思い出もたくさんあって複雑な気持ちになるから。
もちろん好きではあるけど、「大好き!」というか「忘れられない」国という感じの方が強いかもしれない。
タイのてきと〜な空気(よく言えばおおらか)なところも、時々イラっとするけど別に嫌いじゃない。私も結構そっち寄りの人間かもしれないし笑
私は昔から外国に住んでみたかった。でも、タイをイメージしたことは一度もなく、想像するのはアメリカとか、ヨーロッパとかだった。
どうしてタイだったんだろう。
きっとすべては私がタイと出会ってしまったから。
上手に言えないけど、そんな気がする。
そんなこんなで、私はもっとこの国のことを知りたいと思った。
争いごとを好まず、熱心な仏教徒で、親やお年寄りを大切にする。
私が出会ったタイ人はいい人ばかりではなかったけど、みんな優しかった。
なんとなく、「帰ってこなくては」と思うようになった。
だから、一人旅を終えて自分のやりたいことも見つけて少し落ち着いた私は、次の目標を「タイに移住する!」ことにした。
正直理由はわからない。
でも、そこに新しい私の居場所があるような気がする。